挑戦者たち
スタートアップ出向、
MBA派遣の経験から
イノベーションへ

ビジネスクリエーション部

2011年入社

笹代 信也

#7

これまでの経歴

2011年
入社。三重支店松阪保険金サービスセンター課に配属
2012年
三重支店松阪支社に異動
2016年
企業営業第四部第二課に異動
2017年
MBA派遣
2019年
ビジネスクリエーション部付 IoT系スタートアップ企業へ出向
2020年
出向先からビジネスクリエーション部に戻る

社会人としての基礎を学んだ新人時代
あの時代があったから今がある

ビジネスクリエーション部で新規事業開発に挑む笹代信也。国内海外の大学・研究機関とのアライアンス構築や最先端技術の事業化への検討、スタートアップ企業との直接交渉、出資・提携先の探索、マーケティング戦略の策定など、実に多様な業務に携わっている。その幅広いスキルと知見は、どのように培われたのだろう。2011年に入社、キャリアは三重支店から始まった。
「まずは自動車の事故対応を担当する保険金サービス部門へ配属後、地方銀行や保険専業の代理店を担当する一般営業部門へ異動という、損害保険会社の社員としては一般的なスタートでした。当初は、今のような新規事業に携わるなど夢にも思わず、理系出身ですが、地方から企業営業、商品開発部門、コーポレート部門を経験してリーダーの道を歩むのかと漠然と考えていました。三重支店では、社会人としての基礎を叩き込まれました。あの時代があったから今があると思っています。自分にとって幸いだったのは、懐の深い上司に恵まれたこと。手取り足取りではなく、ある程度裁量を与えてもらい、自由に任せてくれました」と当時を振り返る。
5年後の2016年に東京の企業営業へ異動。大企業を相手にした企業営業第四部第二課で大手警備会社、大手飲食会社、中堅鉄骨メーカーなどを担当する。
「地方では、属人的な人間関係がものを言いましたが、大企業マーケットでは組織対組織の対応も必要となり、先方の意思決定フローも全く違いました。当初はこれまでのやり方が通じず戸惑うことがありましたが、そういう変化を受け入れて価値観が広がる時に、喜びや成長を実感するタイプなので楽しかったですね。お客さまのニーズに寄り添った地道な提案を繰り返し、新規にお取引いただいた時の達成感や成果の大きさ、メンバーみんなで喜びを分かち合ったのも、忘れられない思い出です」。

自分を主張することが信頼関係につながる
マインドセットが変わったMBA派遣

価値観が広がり、今まで見えなかったものが一気に見渡せるようになる。そんな瞬間に成長を実感できると語る笹代。そういう意味では、大きく成長を感じることができたターニングポイントの一つが当社の制度を活用したMBA派遣と言える。
「とにかく受験勉強が大変でした。当たり前ですが昼間は通常業務があるので、早朝と夜に勉強の時間を確保しなければならない。それでも、月間180時間くらい勉強していました。大学受験よりはるかに多い。生涯で最も勉強した時期です。入学してからもハードでした。ビジネススクールでファイナンス、マーケティング、ストラテジーなどを約1年間学んだわけですが、9割は外国人。最初は海外の人たちに囲まれて自分の意見や考えを主張するのが難しかった。下手をすると空気のような存在になってしまう。これまでの人生で自分の存在をここまで希薄に感じる場面は無かったので、苦しかったですね。後半はしっかりと自分を出せるようになったのですが、これを機にマインドセットが変わりました。会社でも積極的に主張するようになった。ぶつかることはいいこと、自分の意見を出し、グッドクラッシュでそこからより良いものを生み出すことが本質」。
自分の思っていることを正直に主張する。それは、相手と信頼関係を構築するうえでもとても大事なことだと気づいた。
「結局、人間性なんだと思います。例えば、数学がバックグラウンドの人が統計や数理をベースにした分析や面白いメタファーを駆使したとしても、信頼関係がないと聞いてくれないじゃないですか。大きな力に左右されることなく、常にフラットでいることで信頼関係が結ばれる。こんな自分でいるって大事だと思います」。

出向先のスタートアップ企業で経営陣とともにいばらの道を激走する

MBA派遣から戻ると、ビジネスクリエーション部への異動が決まった。2017年11月に立ち上がった新しい部署。保険という既存の枠組みを超えて、新しい収益の柱となる新規事業開発がミッションだ。
「異動して4か月後に提携先のIoT系スタートアップ企業に出向することになりました。私の役割は事業計画の策定やマーケット分析、IPO(新規株式公開)に向けた内部統制など多岐に渡りました。事業は、石油化学系の工場などに振動や温度の異常を検知するセンサーを設置して、ライン停止を未然に防ぐというもの。事故発生時の損害が大きく、これまで人が定期的に見回りしていた業務を代替するソリューションです」。
出向先では、マネージャーとして経営陣と日々さまざまな要件を協議し、事業体制を構築していくという重要な任務を担った。
「当社のようにワークフローが確立されているわけではなく、限られた人数で多くの業務を掛け持ち、凄まじいスピードで意思決定が行われていきます。経営層と同じ視座を持ち、本気のディスカッションを重ねて事業を作り上げていく。上場への険しい道のりを日々激走しているイメージ。当社にいるだけでは決して味わえない貴重な経験ができました」。

社員がどの道に行けば成長できるか当社は社員をしっかり見ている

現在は出向先から戻り、再びビジネスクリエーション部で新規事業開発にあたる笹代。その視線の先には、防災・減災関連事業、MaaS、再生エネルギー、気候変動、AIなど、実に多様なフィールドが広がっている。
「出資先、提携先となりそうなスタートアップ企業を幅広く見ています。そのなかには、最先端技術を擁するものの、マネタイズの実現に悩む企業が多々あります。そのため、ビジネスモデルの構築から関与するケースも少なくありません。現在は、特にMaaSと防災・減災の2つの領域に注力し、新規事業開発を模索しています」。
MaaSとは、ICTを活用して移動をシームレスにつなぐ新しい概念で、観光や都市計画に変革をもたらすものとしてさまざまな業界が熱い視線を送っている。
「たとえ世間から注目を浴びていても事業化できるかは未知数。先は全くわかりません。でも、そこが面白い。先に申し上げたように、入社当初に描いていたビジョンとは違う方向にキャリアを積み重ねてきました。しかし、結果的に自分に合っていた。そこが当社のすごいところ。つまり、社員のことを本当によく見ているのです。それぞれの社員がどういう道に行けば成長するか、しっかりと認識している。ジョブ・チャレンジ制度やドリームチケットなどのキャリア支援やグローバル人材育成などの制度も充実しています。出向先という外側から当社を見ると、改めてその手厚さがよくわかりました」。
会社に導かれて積み上げてきたキャリアだが、ビジョンもしっかり持っている。ただ、思い通りにはいかないこともあると豊富な経験で感じている。だから、「一日一日を大切にする」ことがモットー。目の前の仕事を諦めずにしっかりやり抜くことで道は開ける。
「道の先には、社内ベンチャーを立ち上げ、グループ会社をつくることも視野に入れています」と、ビジョンを語る笹代。それを応援する体制が当社にはある。

ある1日の時間割

テレワーク
6:00
起床
7:00
ランニング→子供の見送り

近所をランニングしてから子供の見送りが日課です。

09:00
始業

オンラインで社内チームMTG。タスクや進捗状況を確認します。

10:00
資料作成

ミーティング後は午前中いっぱい資料作成に費やします。

12:00
昼食
12:30
マインドフルネス

お昼に一度マインドフルになります。

13:00
WEB会議

午後は社外のパートナー企業などと数件のオンライン会議を行います。

17:00
資料作成

夕方以降は、ある程度まとまった時間を確保し資料作成に時間を割いたり、翌日以降の準備をします。

21:00
自由時間

読書をしたりテレビを観たり、寝るまで自由時間です。

24:00
就寝
※ 取材時点での所属部署を記載しております