挑戦者たち
ダイバーシティ推進の
若き挑戦者

人事部ダイバーシティ推進グループ
(兼務:営業企画部DXナレッジ共有チーム)

2018年入社

桑原 美怜

#14

これまでの経歴

2018年
入社。人事部ダイバ―シティ推進グループに配属
2019年
人事部ダイバーシティ推進グループと営業企画部を兼務

LGBTの活躍支援業務を担当
多様な社員が働きやすく働きがいのある環境・風土を構築していく

損保ジャパンは、「Diversity for Growth」を重要な経営戦略の一つと位置付け、ダイバーシティ&インクルージョンを推進している。互いの価値観を認め、いきいきと働ける環境を整備し、性別や国籍、年齢、身体の状態などの違いを超えて多様な人材が活躍中だ。そうした環境整備や風土醸成を担うのが人事部ダイバーシティ推進グループ。同グループで、入社3年目の桑原美怜がさまざまな支援活動を通して社員の意識変革・行動変容を促すべく奮闘中だ。
「損害保険を通してさまざまな人や企業を支援する。その社会貢献度の高さに惹かれて損保ジャパンを選びました。入社前は将来的にダイバーシティ業務に携わりたいと考えていました。ところが入社後、いきなり配属が決まったのです。嬉しさと驚きがありましたが、とにかく会社に貢献できるようにがんばろうと決意しました」。
ダイバーシティには学生時代から興味があった桑原だが、当時悔しい経験をしている。
「大学時代の友人にセクシュアルマイノリティの当事者がいました。相談をもちかけられたのですが、当時の私は知識に乏しかったため、十分な支援ができなかったのです。友人は周囲にカミングアウトするかどうか悩んでいましたが、満足な対応ができなかった苦い経験があります」。
この経験を経てダイバーシティに関する勉強を始めた桑原。
ダイバーシティ推進グループは社員の多様性を認め、活かし、一人ひとりが強みを存分に発揮できる柔軟な働き方を実現することをミッションの一つに掲げている。女性、グローバル人材、中高年、障がい者、LGBTの5つの視点で活躍支援を進めている。このなかで桑原が担当したのが、LGBTの領域だ。

だれもが当事者意識を持つことが大切
理解促進のために多彩な取組みを企画

桑原の業務は多岐にわたる。社内のLGBT関連コミュニティの運営、関連情報の定期的な発信、理解促進強化月間の実施。さらに全社員向けから部署単位のものまで社内の各種勉強会の開催や、社外の代理店や取引先への研修会も開催。これらをすべて企画し運営している。
「私たちのグループが行っているのは、LGBTに関する悩みや課題を抱えた方に安心感を与え、周囲の方の理解を深める取組みです。私たちのミッションを達成するためにはその両面から取り組まなければ難しいのです。そのため想いに共感してくれた仲間であるALLY(アライ:LGBTを理解・支援する意志のある方の意味)が参加できるコミュ二ティを立ち上げ、情報共有や意見交換、ワークショップなどを行い、交流を深めています。全国のメンバーが、私たちの想いを周囲に伝播させてくださるのも非常に心強いです。研修会は社外から講師を招くのではなく、私たち自身が講師を務めます。LGBTに関する課題をより身近にとらえてもらうためです」。
桑原はこう考える。セクシュアリティは多種多彩。その一つとして、LGBTという視点がある。理解が進んだとはいえ、長い歴史のなかで差別や偏見を受けてきたセクシュアルマイノリティへの支援はまだ不十分。すべての人が自分らしく生きることが尊重されるために、当事者意識を持って考え行動してほしいと。
「今年度は日本最大のLGBTに関する祭典「東京レインボープライド」にも協賛しました。積極的に社外へ発信することで当社の姿勢を社内外に広く周知し、また社会の理解促進にも貢献したいと考えています。
人はだれでも、自分を普通だと思っているマジョリティの部分があり、一方で、悩みや不安を抱えているマイノリティの部分もあります。これは、年齢や社会状況によっても変化していきます。そういった意味で、全員が多様性の当事者なのです。違う面があるからこそフォローし合う必要があります。LGBTに関する学びをきっかけに、あらゆる側面をもつ社員が肯定されながら働ける環境・風土を作っていきたいです」。

新たな業務に不安を抱く
打ち消してくれた上司の一言

2年目を迎え多忙な日々を送る桑原に、新たな業務が命じられる。それは営業企画部DX・ナレッジ共有チームとの兼務だった。桑原の実力を見込んだ上司が、彼女ならできるだろうと判断してのことだった。
「環境が大きく変わりました。ダイバーシティ推進グループの業務では施策のメイン担当を任され、サポーター(育成担当)にも任命されました。さらにDX・ナレッジ共有チームの業務もやり抜かなければならない状態です。正直、自信はなかったです。でも不安を克服するために、行動を変えなければと思ったのです。自分の頭で考え行動するうちに、少しずつ自信につながりました。何でもやってみたらできる!いまはそう思います」。
桑原が企画・運営するイベントで、最大規模のものが「サンクスデー」である。これは、社員を支える家族に会社を理解してもらうことなどを目的に、2007年から開催している恒例行事だ。家族を職場へ招待し、感謝の気持ちを伝える場になっている。 「本社で開催するサンクスデーは、およそ1,000名の方が参加する大規模なイベントです。前年までの課題を見直し改善していきました。おかげで参加者が前年比1.25倍に増加し、9割以上の方が良い機会になったと回答してくれました。入社2年目にしてメイン担当になり不安だった私を勇気づけてくれたのが、上司の言葉です。『成功の反対は失敗ではない、何もしないことだ』。失敗してもいいから、とにかくやってみよう。そう決断して取り組んだ結果です」。
その一方で、桑原はDX・ナレッジ共有チームの業務もやり抜く。より良いサービスをお客さまにお届けし続けるために、DXを推進し、社内・代理店ともに従来の働き方やコミュニケーションのあり方を大きく変革することをミッションとする部署である。社員のマインド向上やスキルアップのために定期的な情報発信や、ツール提供、研修会の開催などを行い、多様な働き方を取り入れ、価値創造業務にシフトしていくことを促している。
「動画配信や研修会を開催して、社員のデジタル活用・DX推進をしました。しかし、進み具合は部署によりさまざま。意識改革から必要な部署もあれば、改革に成功し変化した部署もあります。道半ばですが、DXを定着させるために、これからも力を尽くしたいと考えています」。

実力以上の業務を任されることが自身の成長につながる

入社3年目の若手社員でありながら数多くの業務を任されている桑原。損保ジャパンは意欲のある社員には、積極的に業務を任せて成長を促している。
「損保ジャパンは、実力より一段上の仕事を任せてもらえます。上司が社員一人ひとりをよく見てくださり、その人の強みを生かせる仕事を与えてくれるのです。その結果、どんどんモチベーションが上がります。これは当社でしかできない理想的な働き方だと思います」。
実力より上の仕事にチャレンジできるからこそ、成長につながる。これからも新しいことに挑み、自分を高めていく。
「さまざまな経験を積み、幅広い知識を身につけ、人間力を磨き、より信頼される人間になりたい」。そんな目標に真摯な眼差しを向け、走り続けていく。

ある1日の時間割

7:00
起床

愛犬に起こされる。

9:00
始業

社内通達やニュース、メール確認、社外から依頼を受ける各種アンケート回答など順番に進めていきます。

10:00
職場ミーティング

ToDoやイベントの共有、職場をより良くするためのアイディア出しなど。

11:00
研修準備

会場準備やTV会議システムの接続確認などを行います。

12:00
昼食
13:00
研修開催

LGBTに関するセミナーの講師を務めます。

15:00
定期ミーティング

DX施策についてタスクメンバーで打合せ。

16:00
終業まで作業時間

ダイバーシティに関するロールモデルチャンネル配信や全国各地区で取り組んでいる「異業種交流会」の開催支援、DXに関する情報発信や研修準備などを行います。

19:00
終業
24:00
就寝

愛犬と就寝。

※ 取材時点での所属部署を記載しております