[ interview ]
さまざまな意見に耳を傾け、
さまざまな意見に耳を傾け、
議論し、
一つの判断を下す真剣勝負。
- 宮本 (資産運用)
- 2023年入社
- 運用企画部

- Profile
- 生命保険会社にて、債券売買や金利分析、リスク管理などに従事したのち、損保ジャパンに入社。現在は、市場経済の分析やそれを踏まえた資産運用計画の策定、資産配分などを担当している。
Chapter 01自分らしいキャリアを築ける会社
- 前職では大手の生命保険会社にいらっしゃったそうですね。
- 新卒では国内大手の生命保険会社に入社し、営業事務を3年間、その後、国内債券の売買や欧米の金利分析を4年間務めました。ちょうどそのころ、世の中の風潮としては「終身雇用制度の見直し」が言われているなかだったこともあり、自分自身の専門性を高めたいという思いで外資の生命保険会社に転職しました。そこでいわゆるジョブ型で、資産運用やリスク管理を行う仕事を担当していました。
- そこから損保ジャパンに転職をしたきっかけは?
- 外資系は外資系の良さがあったのですが、働くなかで日系企業の安定感や労働環境に魅力を感じていました。資産運用の仕事を極めたいと思っていましたので金融業界を中心に見て回りましたが、当社は保有資産のポートフォリオが充実しているところが一番の魅力でしたね。加えて、ジョブ型での雇用となる点についても、私の目指すキャリアと大きく一致しました。
- 金融機関で3社目ということですが、損保ジャパンの魅力をどのようなところに感じていますか?
- それぞれ企業ごとに特徴はありましたが、当社は非常にオープンで、役職や年次に関わらずコミュニケーションがとりやすいのが特徴だと思います。世間的にはお堅い印象があるかもしれませんが、服装も自由ですし、カジュアルな雰囲気が好きですね。

Chapter 02任せ、サポートしてくれる環境
- 現在は、主に資産運用計画に携わっているそうですね。
- 毎月各所から発表される経済指標を見ながら、市場や経済のトレンドを読み、文字通り資産運用の計画を立てています。たとえば、米国の利下げなどの要因によって株価が上昇しそうとなれば、「株にいつ・どれくらい配分して、これくらいの利回りを獲得しよう」といった形で、ポートフォリオ全体のバランスも見ながら計画を立てていきます。ただ実際には、市場や経済の情勢は常に変化しているので、毎週計画の見直しは行いますし、大きな出来事が発生すれば、その場で見直しや新たな判断をすることもあります。
- ほかにも為替のデリバティブ取引も行っているんですよね?
- 株や債券の取引は、我々の管轄ではなくフロントの部門が担当しているのですが、為替については私たちの方で実際の取引を行っています。取引自体は前職でも経験があったのですが、実は「あまり自分には向いていない」と思っていました。かなり大きな金額を取引する上に、些細なミスが大きな損失につながりかねない、プレッシャーのかかる仕事なんですよね。ただ、さきほど触れた通り、当社ではコミュニケーションが活発で、上司や同僚と密に相談しながら仕事を進めることができるので、そこの苦手意識は解消できました。
- そういった意味では、仕事のやりがいにもつながっているのではないですか。
- まだ転職して日が浅いですが、短い期間のなかでもかなりの学びがありますね。債券をはじめ、株やファンド、為替など、さまざま資産を扱いますし、一つひとつの業務から日々知識を習得しています。
また、入社間もない私に為替取引を任せてくれることも特徴的だと思います。債券などに比べるとリスクが大きい取引になるのですが、「まずはやってみよう」と任せてくださり、サポートしてもらえる環境は非常にありがたいですし、やりがいにもつながっていますね。

Chapter 03経済のダイナミズムとの真剣勝負
- ほかにも、損保ジャパンらしさを感じるところはありますか?
- 「無駄な業務が少ない会社」だと思います。「仕事のための仕事」というフレーズを耳にすることがありますが、そういったことが少ないのは特徴だと思います。みんなが「会社の利益や資産を守るために必要な業務は何か?」ということを意識していますし、疑問に思うことがあればフラットに議論ができます。そういった意味では生産性が高い環境づくりを積極的に推進していますし、私たちの働き方の充実にもつながっていると思います。
また、「自分の意見をどんどん発信しよう」という風土が強いのも特徴的です。本当にみなさん意見をどんどん発信するので、最初は正直圧倒されたところもありましたが、今では自分自身も発信できるようになりましたし、さまざまな議論が生まれる会社はやっぱり生産性が高いですよね。 - チーム内でのコミュニケーションも活発に行われているのですか?
- そうですね。今日も急遽ですがチームメンバーを集めて会議をしましたね。今年(2024年)は特に為替の動きが激しいので、週のはじめに一定判断を下していた戦略について「もう一回議論しましょう」と意見交換する場を設けました。当然、その場でさまざまな見解が出るのですが、それらを踏まえて、最終的には自分自身で決断しました。ときには失敗することもありますが、コミュニケーションのなかで培った発見や新しい知識は、確実に自分自身のスキルアップにつながるので、こういった環境はとても恵まれていると思いますね。
- では最後に、この仕事の面白さを教えてください。
- さきほどの回答と重なるのですが、市場や経済の動きを確実に当てることは不可能ですし、そういった意味では正解のない仕事なんですよね。だからこそ、人それぞれの視点や考え方に耳を傾けることが重要ですし、そのプロセスのなかにこの仕事の面白さが詰まっていると思います。大きな経済の流れやダイナミズムに対峙し、真剣勝負で向き合うことが、この仕事の一番の面白さなんでしょうね。
