[ interview ]
人に向き合う力が
人に向き合う力が
相互関係を生み出し、
働きがいを循環させる。
- 竹内 (総合系)
- 2020年入社
- 保険金サービス部門(自動車)

- Profile
- 新卒で大手IT企業に入社。夫の転勤を機に退職をしたが、再び働きたいとの思いで損保ジャパンに転職。現在は、仕事と家庭を両立しながらチームリーダーを務めている。
Chapter 01念願だった損保ジャパンへ
- 新卒の就活時から損保ジャパンが第一志望だったそうですね。
- 高校生のときに交通事故に遭ってしまったのですが、そのときに保険会社の方がものすごく優しく丁寧に対応してくださって、その出来事から損害保険という仕事に興味を抱きました。そういった経緯から新卒の就活でも損害保険会社を中心に見て回りました。数ある損害保険会社のなかでも、当社の社員の方はとても丁寧で、親身になって相談に乗ってくれたことを覚えています。ただ、残念ながらご縁がなく夢が途絶えてしまった形になり、最終的には大手のIT企業に就職しました。
- その後、旦那様の転勤を機に退職されたんですね。
- そうですね、1回目の転勤を機に退職しました。その際に子どもが産まれ、2回目の転勤の際には子どもも1歳になっていたので、「また働きたい」と思い、転職活動をはじめました。
夫の転勤に対して融通が効く会社を中心に見ていたのですが、その際にたまたま当社の求人があり、キャリア・トランスファー制度※があったので「これしかない!」と思い、すぐに応募しました。 - そこからは割とスムーズに入社できたのですか?
- 夏に内定をいただいたのですが、保育園が次の4月まで入れなかったんですよね。なので「今内定をいただいても、それまでは入社できません」と言わざるをえず。正直ダメだろうなと思っていたのですが、当時の採用担当者の方がそれでも良いとご理解くださり、「本当にいい会社だ」と思ったことを鮮明に覚えています。※キャリア・トランスファー制度:本来転居を伴う転勤のない社員でも、配偶者の転勤や家族の介護など、やむをえない理由で転居することになった場合、一定の条件を満たすことで勤務地を変更できる制度

Chapter 02主体的に活躍できる環境
- 念願だった会社に入社してみて、実際にはどうでしたか?
- 前職はIT企業という性質柄、成果主義が根強かったんですよね。当社は金融業界ということもあり、いわゆる年功序列というか少しお堅いイメージを持っていたことは確かなのですが、実際に入ってみるとその印象は覆りました。実際に入社2年目でサブチームリーダーを任せてもらったり、現在は主任というポジションを任せてもらっています。時短勤務ではありますが、成果に応じてきちんと評価してもらえている実感がありますし、しっかりとキャリアを積み重ねていけるのは良い意味でギャップでした。
- 竹内さんのチームは、少し変わったチームになっているみたいですね。
- そうなんです。業務としては、事故受付と詳細なヒアリングからはじまり、責任割合の交渉、保険金支払いまでを担っているのですが、時短メンバーが集まったチームを率いています。会社としてはある種試験的な取り組みになるのですが、チーム結成当初は正直戸惑いもありましたし、できるのか不安な気持ちもありました。ただ、実際にはじまってみると「やりにくさ」を感じることは一切なかったです。
限られた時間だからこそ、みんな効率や優先順位を意識しながら仕事をしていますし、何より助け合う風土を築いていけたと思います。時には、時間内に仕事が終わらない場面もあるのですが、そこはチームを越えて協力してもらったり、こちらに余裕があるときはその分積極的に引き受けたりと、メンバー一人ひとりの助け合いがこのチームを支えていると思いますね。 - リーダーとして何か意識していることはありますか?
- 立場的には私がリーダーではあるのですが、「シェアードリーダーシップ」を大事にしながらチームを運営しています。わかりやすく言えば「みんなが主役」です。メンバーそれぞれが違った強みや個性を持っているので、それぞれが最大限のパフォーマンスを発揮できるのはどこなのか。それをいっしょに見つけながら橋渡しすることで、個々人の成果ややりがいの向上につなげていけるように努めているところです。

Chapter 03向き合う力
- 損保ジャパンの魅力はどのようなところに感じていますか?
- この仕事は負を解消する仕事になるので、必ずしも明るいことばかりではないんですよね。そういった意味では、「前向きなモチベーション」を維持しつづけることは簡単ではないのですが、そういったなかでも周囲の先輩方や同僚にはいつも支えられていると感じますね。月に数回、上司との面談もありますが、私の悩みや不安を親身になって聞いてくれますし、何かあったときには先輩が駆け寄ってくれていろんな話を聞いてくれます。本当に「人に向き合う力」が強い会社だなと実感しますし、そういった風土が心の支えやモチベーションにもつながっています。
- そういった意味では、この仕事のやりがいはどのようなところにあるんですか?
- 数は決して多くないですが、お客さまから「ありがとう」と言ってもらえる瞬間ですね。高校生のときに私が感じた不安な気持ちを、できるだけ早く解消してあげたいと思いますし、そのために一生懸命取り組んだ先で、お客さまに安心していただく瞬間というのは、かけがえのないやりがいになっています。
また、この仕事は決して一人の力で完結するものではなく、損害調査や技術アジャスターの方、そしてチームのメンバーなど、いろんな人と協力をしながらやっていくので、みんなで一つになって取り組んでいくプロセスやその一体感が、私にとっては大きなやりがいにつながっています。 - それもまた一つの「向き合う力」ですね。
- まさにそうだと思います。仕事だけはなく、仕事と家庭の両立に関してもとても寛容ですし、助け合いながら協力してやっていける環境だからこそ、私もみなさんに恩返しがしたいと思いますし、そういった循環が輪になっている会社だなと思いますね。
リーダーという立場で言えば、私自身が仕事と家庭の両立に対してしっかり「向き合う」ことで、周囲のメンバーにも刺激を与えられたらと思っています。なので、時間的な制約はありますが「まずはやってみよう精神」でいろんなことに取り組んでいます。部署や業務を越えたプロジェクトや取り組みもたくさんありますので、そういったものに積極的にチャレンジしながら、どんどんキャリアの可能性を広げていければと思っていますし、後輩たちにもそんな姿を見せていきたいです。
