大学時代、ラグビー部でトレーナーを経験した。怪我した選手のリハビリから復帰までをサポートすることが多く、人が元気になっていく過程に寄り添うことにやりがいを感じていた。また、ラグビーには「ONE FOR ALL, ALL FOR ONE」というチームプレー精神を表すフレーズがある。人によって考えや意見が違う中、強く健やかなチームを作っていくためにはどうしたらいいか。自分は、チームメンバーが困っているときに助けられる存在でありたいと思った。
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佐野さん
神奈川火災新種保険金サービス第二課 2021年入社
2021年
「総合コース(地域限定)」で入社。神奈川火災新種保険金サービス第二課に配属。火災保険、賠償責任保険、傷害保険等の支払いや査定を担当している。
大学時代、ラグビー部でトレーナーを経験した。怪我した選手のリハビリから復帰までをサポートすることが多く、人が元気になっていく過程に寄り添うことにやりがいを感じていた。また、ラグビーには「ONE FOR ALL, ALL FOR ONE」というチームプレー精神を表すフレーズがある。人によって考えや意見が違う中、強く健やかなチームを作っていくためにはどうしたらいいか。自分は、チームメンバーが困っているときに助けられる存在でありたいと思った。
就職活動の際、一番大事にしていたのは「自分の挑戦や努力が、誰か困っている人の助けに繋がる仕事」であること。損害保険業界は、事故や災害に遭われ、大変な思いをされている方に寄り添うことのできる仕事。ラグビー部のトレーナー時代にやりがいを感じていたことと重なる部分が多く、自分にぴったりだと思った。そんな中、大学の先輩から損保ジャパンを薦められ、ジョブ・チャレンジ制度の存在や、裁量権が大きい仕事を任せられることが多いという話を聞いた。ここなら、困っている人を助けるために挑戦し、自分自身も成長できる。そう感じ、入社を決めた。
これまでで一番大きな挑戦は、2022年3月16日に発生した福島県沖地震の被災地での災害対応業務だ。損保ジャパンでは、地震や台風などの大規模な自然災害が起きた際、被災地に災害対策本部を設置し、全国から人員を派遣することで部門を超えた災害対応を行う。被災したお客さまに少しでも早く保険金をお支払いし、安心を届けたい。そんな想いのもと、3週間ごとにチームが派遣され、支援のバトンを繋いでいく。災害対応のピーク時である4月に派遣され、約15人規模のチームの副班長に任命された。入社してまだ1年わずかのタイミングだったが、現場を取りまとめる立場として重要な決定権を託されたり、さまざまなシーンで意見を求められたりと、スピーディな意思決定が必要とされた。
責任の大きい仕事で心が折れそうになる中、災害対策本部を統括しているコントローラーの方々や他の班の先輩方、同じ班のメンバーが「一緒に乗り越えよう」と声をかけてくれた。大変なときだからこそ、相手を思いやり、協力の手を差し伸べる。そんな先輩方やメンバーの思いやりがあったからこそ、なんとか乗り越えることができた。誰かがが困っているときに助けられる存在でありたい。支えられることのありがたみを知ったからこそ、一層強くそう思うようになった。また、これまでメディアで見ることしかなかった災害対応を、実際に担う経験をしたことで、損保ジャパンの「困っている人を助ける」という社会的な役割を強く実感できた。
入社時から、神奈川の保険金サービス課で賠償保険や火災保険、傷害保険の支払いや査定を担当している。中でも自分は賠償責任保険を担当することが多い。例えば工事業者さんが工事中に事故を起こした場合には、事故時の詳細を丁寧にヒアリングした上で関係者とコミュニケーションをとり、どなたにどれくらいの保険金をお支払いするか決定する。たとえお支払いが難しい場合も、すぐに「お支払いできない」と諦めるのではなく、お支払いできる根拠を探し、お支払いするための方法を考えることで、少しでもお客さまの支えになることができるよう心がけている。特に、事故にあって間もないお客さまに対しては、丁寧にお話を聞き、お伝えする言葉にも気を配る。少しでも安心していただけるように。
損保ジャパンでは、基本的に一つの事案に対しては一人の担当者が付くが、だからこそ、私はチームプレーを心がけている。分からないことがあれば相談するし、困っていそうな方がいれば声をかけて相談に乗る。新しく得た学びや気づきはできる限りチームで共有する。みなでサポートし合うことで、各々が安心して業務に向き合える環境ができるからだ。いつも私の挑戦を応援してくれるチームメンバーへの恩返しとして、自分もチームメンバーの挑戦を応援したいと強く思う。同時に、お客さまに対するコミュニケーションにも気を配るようにしている。電話でじっくり話したいのか、チャットでの簡潔な返答を求めているのか、時と場合に応じたコミュニケーションによって関係性を築いていく。課のメンバーに対しても、お客さまに対しても、一人ひとりに寄り添うことが、安心を届けることに繋がると考えている。
挑戦したことのない難しい案件にも積極的にチャレンジしていきたい。今の自分はまだ経験が少なく、数ある保険種目の中には、対応した経験のないものもある。未経験の案件にも躊躇せずに挑戦していくことで、どんな案件にも対応できる頼りがいのある存在になりたい。そのためには、入社前に先輩から聞いていた「自分のレベル以上に裁量権の大きい、チャレンジングな仕事」に果敢に取り組んでいく必要がある。入社以来、いかに自分にとってチャレンジングな仕事であっても、自らの意志で挑戦すれば必ずチームのメンバーが応援しサポートしてくれた。高い壁でも必ず乗り越えられると信じて、挑戦することができる。直近では、損害保険に関する社外向けの勉強会の講師を初めて任された。まさにうってつけの機会だ。これからも、困っている人を助けられる存在として成長していくために。一つ一つの経験をしっかりと自分の糧にしていきたい。
自身も仕事と家庭を両立していきたい。幸いなことに、損保ジャパンでは仕事と育児を両立する社員が多く活躍している。大変なことも多いと思うが、自分も先輩方のようになれるよう、仕事のことから家庭のことまで相談に乗っていただいている。これからのキャリアを考える上で、ロールモデルとなるような先輩が多くいることは大きな安心感に繋がる。そしていつかは、自分も後輩たちにとってのロールモデルとなり、安心感を与えられるようなリーダーに成長していきたい。