トップメッセージ

未来は、
自らの手で創り出す
損害保険ジャパン株式会社
取締役社長
白川 儀一

損保ジャパンは、日本で初めての火災保険会社として1887年に創業しました。「人々を罹災から守る」という強い使命感から、社内に私設の消防団を結成し、火災が起こった際には社員が現場へ駆けつけ、消火活動に当たりました。保険会社としての枠組みを超え、燃え盛る炎に臆することなく立ち向かう勇猛果敢な精神や、お客さまのために全力で取り組む姿勢は、まさに「世のため、人のため」という創業時の崇高な志を体現しており、私たちの誇りです。また、先人たちの「高い志」は当社の社員一人ひとりに脈々と受け継がれており、かけがえのない財産・強みとなっています。

そして130年経過した今、損保ジャパンは、保険事業とその先の安心・安全・健康の領域で、お客さまにとって価値ある商品・サービスを創造し、社会へ貢献していくため、日々新しい挑戦を続けています。
近年のデジタル技術の進化や、新型コロナウイルス感染症による影響の長期化などにより、お客さまの価値観や生活スタイル、産業構造、ビジネスモデルは大きく変化しています。このような変化の激しい時代においては、お客さまのことを徹底的に考え抜き、変化を続けるお客さまのニーズにお応えし、商品・サービス・品質において新たな価値をご提供していくことが当社の存在意義であると考えております。そのためにも、私たちは過去の経験にとらわれることなく新しい視点で考え、スピード感を持って前進していくことが必要です。

変化の激しい時代に育ち、そして社会に出る皆さんは、新しい視点や感性で組織や社会にイノベーションを起こし得る大きな可能性を秘めています。何かを成し遂げたいという高い志、失敗を恐れず最後までやり抜くという情熱を持って、世の中に新たな価値を提供するための挑戦をしていただきたいと思います。

先の見えない時代において、未来は私たち一人ひとりが、自らの手で創り出していくしかありません。高い志、情熱があれば、困難にぶつかっても必ず乗り越え、未来を創りだすことができるはずです。
皆さんが、損保ジャパンの仲間とともに、思い切り挑戦し、ご自身の未来を、そして日本の未来をも切り拓いていただけることを期待しています。