- 金織
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損害保険事業はもともと社会性が高く、地域課題の解決に取り組むのは必然とも言えます。当社は1992年に国内金融機関で初めて「地球環境室」を設置し、早くから地球環境問題への対応を行ってきました。その後も積極的にCSR活動に取り組んできた歴史があるため、社会課題に対する意識が会社全体に根付いているのだと思います。
- 西谷
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地方創生事業の推進に至ったきっかけは、2014年に政府が『地方版総合戦略』を策定したことです。全国47都道府県に拠点を有する損害保険会社として、地方創生に積極的に参画し、地域活性化や人口減少克服に貢献することが、企業の社会的責任を果たすことにつながると判断し、取組みを開始しました。
- 金織
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加えて、気候変動や人口減少、デジタル技術の進展など、世の中は加速度的に変化しています。社会やお客さまの価値観の変化にしっかりと目を向け、変化を先読みしながら挑戦することで、パーパスに掲げている「“安心・安全・健康” であふれる未来へ」を実現できると考えています。地域課題解決に取り組むことで、社会の持続性や企業の社会的責任に対する感性が磨かれる。そこに、保険の枠を越えた価値をお客さまに提供したいという想いが重なることで、さらなる挑戦が生まれていくはずです。