社員の半数以上を女性が占める損保ジャパンにとって、女性の活躍は会社の大きな原動力である。結婚や出産を機に離職することなく継続して働き続けられるよう、さまざまな支援制度を整えている。足立は、そうした制度を活用して3人の娘の子育てと仕事を両立している。
「就職活動時、さまざまな会社を見るなかで、損保ジャパンはキャリア支援制度や福利厚生などが充実しており、柔軟に働くことができる点に惹かれ入社しました」。
今でこそ、子育てと仕事を両立している足立だが、入社当初はいわゆるキャリアウーマンを志向していた。
「最初は営業事務をメインとした業務からスタートしましたが、外に出てバリバリと営業がやりたい、さまざまな経験を積んでキャリアアップしていきたいと思っていました。初めは慣れない用語に悪戦苦闘でしたが、サポーター(育成担当)や周囲の先輩に教えてもらいながら担当代理店における事務品質向上などの推進に取り組みました」。
やがて、同じ支社の先輩社員と社内結婚。入社3年目の2015年7月に産休に入り、9月に第一子を出産した。
「育休中は初めての子育てに夢中でした。保険商品は改定が多く、復帰後に追いつけるか不安もありましたが、2016年の4月には職場復帰をしました。夫も同じ職場だったので、京都支店京都支社から京都南支社に異動しての復帰でした。部署のメンバーも担当代理店も変わったので、慣れるまでは大変でした。保育園のお迎えがあるので残業が出来ない。子どもが熱を出すと保育園から連絡が入るので、急遽お迎えにいかなければならない時もあります。そんな時、快く送り出していただき、周りの理解やフォローにとても助けられました」。