世界中に拠点を抱えるグローバル企業を支え、事業成長に貢献する損保ジャパンのコマーシャルビジネス業務部グローバル・ビジネスグループ。そのなかで、保険の引受判断を担うアンダーライターとして活躍するのが野田だ。全世界を対象とする保険プログラムの組成と引受判断を行う、まさに司令塔。世界を股にかけ、グローバルフィールドを駆け抜ける挑戦者は、どんなキャリアを歩んできたのだろうか。
「入社して最初に配属されたのは四国の高松支店自動車営業課でした。社会人としての基礎を学び、目の前の仕事を全うすることで精一杯。具体的なビジョンはまだありませんでしたが、いつの日か子ども時代に過ごしたニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルス、サンフランシスコでの経験と英語力を活かしたいと考えていました」。
新人時代から裁量を与えられ、企業に企画提案を行うことで実績をつくっていった。
「地方営業の魅力の一つに、若手でも最初から本社担当になったり、社長や役員に直接提案できたりする機会が多いことが挙げられます。今振り返ると、この経験が自身を大きく成長させてくれたと感じています。企業が求めていることをしっかり把握し、企画を考案しプレゼンテーションすることで実績をつくっていきました」。
地方営業で培った会社全体のニーズを把握する力、そして企画提案力をもっと大きな舞台で活かしたい。そんな思いが膨らみ、自動車メーカーを担当する企業営業部門への異動を希望。希望部署への異動が実現した。